SALONのスピーカーは「バックロードホーン」

FANTASIA SALONには、あまり見かけないスピーカーが左右に2台配置されています。

バックロードホーンと呼ばれるスピーカーで、スピーカー内部がホルンなどの管楽器のように、だんだん音の通り道が太くなっているものになります。スピーカーのエンクロージャー(箱・筐体)は長岡鉄男氏の作例が有名で、図面が公開されているのですが、構造が複雑なため市販には向かず、どちらかというと愛好家(マニア)の方々が使って(作って)います。

SALONで使っている筐体は、同じ蕨市内で作られている制作キット「BearHorn ASB168NS」 を利用しています。計24枚の部材をNC加工により精密にカットされた板材のキットで、カットの誤差は0.02mm以下。正確なカット、弊社独自のミゾとダボの組み合わせを使った各種パーツで組み立てやすさと精度を両立。更に密閉率も高くなり気密性も高く制作することができます。

スピーカーはこのエンクロージャーで指定されているFOSTEX社の「FE168NS」を使用しています。

豊かな低音と分解能の高さをもったスピーカーの音を是非聴いてみてください。なお、FANTASIA SALON内でのおすすめリスニングポイントは中央一番後ろです。